「話す」と「書く」

ここまで「読む」「聞く」というインプット系の作業について話してきました。インプットの作業によって、自分の中に語彙や表現方法を蓄積して、「話す」「書く」のアウトプット作業ができるのです。

と言うと、「今はインプット作業に専念して、アウトプットはある程度語彙や表現方法が身に付いてから」と考えてしまいがちです。でもそう考えてしまうと、いつまでたってもアウトプットの練習はできないです。

なぜなら、「ある程度」ってどの程度のものなのか誰も分かりませんから。私も分かりません。だれもが、常にいま持っている語彙と表現方法で、勝負なのです。幼児といっしょです。

うまく話せなくても良いのです。知らない単語があれば覚えれば良いです(インプット作業に戻るわけです)。いまの自分の実力で話したり書いたりして、うまくいかないときは、調べる、覚える、それでまた話す、書く。インプットとアウトプットを繰り返すのです。

英語を勉強する理由は、学生さんなら海外留学したいとか、社会人だったら海外との取引を経験したいだとか、プライベートなら外国人と友達になりたいとか、ですよね。であれば、英語で自分の考えを発信すること(最終的には相手に理解してもらうこと)は絶対に必要な作業です。

「話す」「書く」という作業は、「読む」「書く」と並行して練習しましょう。でも、具体的にどうやって練習すればよいでしょうか?

「話す」「書く」に関するいろいろな行為は、相手とインタラクティブにやりとりするのか、あるいは(多数の)相手に向かって一方的に発信するかによって、次のように分けられます。

インタラクティブ 一方的

話す

会話

スピーチ

書く メール、SNS

エッセイ

相手が必要なものについては、外国人と友達になれば、会話もSNSもできますね。もちろん英会話教室に行くのも良いです。でも、周りに外国人になんていないし、英会話教室に行くお金の余裕も無い、という方も多いかも。。

であれば、一方的に発信するものを練習すれば、いいでしょうかね。。でも、単にスピーチの練習やエッセイを書いたりすることは、よほど強い意志がないと続かないです。人間は追い込まれないとやらない生き物。学校や職場で英語でスピーチしたり作文を書いたりする課題や仕事でもない限り、やりません。

では、毎日こつこつとspeakingやwritingのスキルを積み上げていく方法はないでしょうか?

=次稿へ続く=