五感を使う

ここまで英語の効率的な勉強法として、複数の作業の掛け合わせの方法をいくつか紹介しました。

これ以外にもいろいろな方法はあると思います。読む、聞く、話す、書くの4つの作業を縦軸と横軸にして、マトリックスで考えてみても良いかもしれません。

例えば、英語字幕入りの映画を見る(listening x reading)とか、英語の歌をカラオケ+字幕付きで歌う(reading x speaking)とか。どちらも複数作業の掛け合わせですね。

ここで一つ注目したいのは、前者では同時に映像を見ますし、後者では同時に音楽をエンジョイしていることです。映像はあなたが好きなSFだったりラブストーリーでしょうし、音楽はもちろんあなたが大好きなアーティストのものですよね。

つまり4つの作業の掛け合わせである以上に、映像や音楽によって英語を記憶に刻み込んでいるということです。おまけにこれらはあなたが大好きなものですから、より強く刻まれます。人間、興味のないものは覚えませんよね。

映像や音楽などの、人の感覚・情念を呼び覚ますものとともに刻み込まれた記憶は、強いです。スターウォーズで「理力を使え」(訳語が古いですが)はオビワンが英語で何と言ってか、アナ雪で「少しも寒くないわ ♪」は英語で何と歌ってたか。。忘れないですね。

感覚というと、嗅覚、味覚、触覚などと絡めてみても面白そうです。

例えば、休日の朝にコーヒーを立てながら英語の雑誌を読む。分からない単語はコーヒーの香りと共に覚えましょう。匂いと記憶は強い結びつきがありますから。学生さんはケーキを食べるときに何か一つ単語を覚えてみてはどうでしょうか。お風呂では英語の歌を歌ってもいいかもです。ケーキの甘さ、お湯の熱さとともに英語が刷り込まれそうです。

英単語を覚えるときに、必死で英単語ドリルだけ見て暗記するのは、苦痛です。楽しくないし、効果も薄いと思いますよ。一夜漬けでいいという人もいますが、それって人生長い目で見て意味が無いです。英語は自分のものにしてください。

そう言えば、その昔学生は皆、紙の英和辞書を持っていました。私も研究社の辞書を持ってましたが、この辞書はところどころに印象的な挿絵が入っていて、その視覚記憶と単語が結びついて記憶できるような感じがしました。

また辞書に自分で書き込んだりマーカーで線を引いていくと、その辞書のページの書き込みやマーカーの色が全体としてそのまま頭の中に残る感じもしました。電子辞書だとこれはできないです。

以前なにかの本で読みましたが、ある人は自分の家のいろんな部屋に貼り紙をして、そこにいろんな英単語を書いて覚えるそうです。勉強部屋だけでなく、居間、台所の棚、冷蔵庫、風呂など。そうすると、頭の中にも自分の家を再現して、「あ、トイレの貼り紙にはあれが書いてあったな」みたいに記憶できるそうです。

話がやや拡散しましたが、言いたいことは、いろいろな感覚とともに記憶に刻むと、その記憶は強いということです。

どんどん工夫していきましょう!


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